| 石について | 水晶(北海道上富良野町産) |
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| サイズ | 瓶の高さ38mm、ガラス部分直径12mm |
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かわいい淡い紫の高温石英の粒が詰められた瓶です。
大雪山の噴火によってもたらされたもので、完全な結晶形(そろばん型)から少しいびつになっているものが多いそうです。
通常の水晶は柱の先端が尖っているように結晶しますが、その柱面がない形状、いわゆる先端部分のみ上下あわさって結晶し、そろばん型になります。
高温石英は常圧下では573℃以上で安定して存在しますが、常温では相転移して低温石英に変化してしまうそうです。(結晶形は変化しないそうです)
何を言ってるんだ??と思われる方もいらっしゃると思いますが、面白そうな石の成り立ちの情報としてぜひ調べてみてください。
富良野の土地はラベンダーで有名ですが、クリスタルの淡い紫で、その土地になにか紫めいたものが縁深いのかもしれないと考えてしまいます。
私自身は「ふーん」という感じで見ていましたが、仕入元のとても気のよい方が「これが本当に素敵なんです、ちょっとしたプレゼントにもいいですし、私だったらすごく嬉しい」と強くおすすめしてくださって、本当に素敵なものについて語る口調で、この方が言うんだったら間違いないなという直感があり仕入れてみました。
なんだろうな、まったく勝手な印象ですが御本人が地面に触れていて、鉱物界と直に相思相愛な感じがしました。